NanoGL はプログラミング初学者向けのシンプルなゲームプログラミング用フレームワークです。
- コンパイルや配布が手軽で容易
- IDEの利用を前提として整理された単純なAPI
- ささやかながらクロスプラットフォーム(Windows/MacOSX/Ubuntu)対応
- 学習の参考向けによくあるゲームの実装例を提供
- CRuby, mruby での利用が可能です。言語仕様の差異に注意して実装すれば、CRubyとmrubyで同一のコードが動作します。
NanoGL ではいくつかのオープンソースプロジェクトの成果物を用いています。
- [NanoVG] - Antialiased 2D vector drawing library on top of OpenGL for UI and visualizations.
- [GLFW3] - Cross-platform library for creating windows with OpenGL contexts and receiving input and events.
- [miniaudio] - An audio playback and capture library in a single source file.
- [glad] - Multi-Language Vulkan/GL/GLES/EGL/GLX/WGL Loader-Generator.
- [stb] - Single file, public domain library.
-
MSYS32 を導入してください。
-
追加パッケージを導入します
- msys.bat を起動します。
- 以下のコマンドを実行し、追加パッケージを導入します。
$ pacman -S git $ pacman -S python3 $ pacman -S python3-pip
-
ビルドを行います。
msys.bat
を起動して./nanogl/
に移動make all
を実行
XCode Command Line Tools
を導入してください。- Appstoreから
XCode
を導入します。 - ターミナルを開き以下のコマンドを実行して
XCode Command Line Tools
を導入します。$ xcode-select --install
- Appstoreから
- Homebrew を導入してください。
- 以下のコマンドを入力し、追加パッケージを導入します。
$ brew install python3
- ビルドを行います。
- ターミナル上で
./nanogl/
に移動 make all
を実行
- ターミナル上で
(動作確認がとれしたい追記予定)
- 事前に
libnanogl.a
をビルドしてください。 - msys.bat もしくは ターミナルを起動し、
./example/
に移動 make all
を実行
src
フォルダをinclude
パスに追加してください。- リンク時に
libnanogl.a
を追加してください。 - プラットフォームごとに追加のコンパイル設定をしてください。
- リンクする¥ライブラリに
mingw32
,winmm
,Avrt
,OpenGL32
,Gdi32
を追加してください。 - コンパイル時のフラグに
-mwindows
を追加してください。 - CソースをUTF8で記述している場合はコンパイル時のフラグに
-finput-charset=utf-8 -fexec-charset=cp932
を追加してください。
- リンクするフレームワークに
OpenGL
,Foundation
,IOKit
,CoreAudio
,Cocoa
,AppKit
を追加してください。
CRuby
向けにnanogl
のgem
を提供しています。
- 事前に
libnanogl.a
をビルドしてください。 - msys.bat もしくは ターミナルを起動し、
./ruby/cruby/gem/
に移動 make all
を実行rake build
を実行gem install -l ./pkg/nanogl-<version>.gem
で作成したgem
をインストール
インストール後、./example/
フォルダ内の *.rb
が実行できるようになります。
(ここは古い手順になっています。動作が確認され次第記載しなおします。)
ビルドにはCRuby
と以下の追加パッケージが必要です
手元の環境に応じて導入してください。
bison
flex
git
$ make -f Makefile.mrb-nanogl
$ ./mrb-nanogl ../example/00-blank.rb
- NanoGLが利用しているオープンソースプロジェクト成果物やライブラリを除く、NanoGLソースコードとexampleフォルダの作例は NYSL Version 0.9982 です。
- 0.3.0以前はGPLライセンスのライブラリに依存していましたが、0.3.0からはGPLライセンスのライブラリが不要になりました。
- 株式会社まちづくり三鷹が発行している「オブジェクト指向言語「Rubyプログラミング入門」テキスト(初心者用)」への対応
- 利用することになる dxruby on nanogl のdxruby対応度を向上