※このREADMEは2013.05.29に渋谷2.5Dで行われたPure Data Japan 1st Sessionの来場者得点CD-Rに収められているものそのままです。最新バージョンは仕様が異なります。
FourierDescriptorAppは、openFrameworks(以下oF)とPureData(以下Pd)とをOSCで連携して使用するドローイング&サウンドパフォーマンスツールです。ここに用意したのは、その基本的な機能をもったプロトタイプです。また、開発中はGitHubに随時プッシュするので、よかったらそちらもチェックしてみてください。
ちなみに、プログラムにおいて計算が間違ってる可能性は否めませんが、そこはご了承ください^^; また、ソースコードはなるべく丁寧に書いてますが、わりとこういうのは「動いちゃえば良い主義」なので、冗長だったり、goto文とか普通に書いてたりします。
- 前提条件として、Xcode(バージョン4以降)とoF(バージョンv0073,v0074で動作確認済)と、Pd(0.43以降)が必要です。無い場合はoFはここ、Pdはここからダウンロードしてください。
- あと、oFはMac版(Xcode)のプロジェクトファイルしかありません。Windowsの方すみません…
- ZIPファイルを解凍するとFourierDescriptorAppというフォルダがあります。これを、**oFのappsフォルダ直下に置いてください。**こうしないとoFが使えないので。(注意:myAppsフォルダではなく、appsフォルダです)
- フォルダの中にoF_DrawWavesとPd_WaveTablesの2つのフォルダがあります。
- oF_DrawWavesの中のXCodeプロジェクトファイル(DrawWaves.xcodeproj)をXcodeで開いてください。
- とりあえずRunボタンを押して起動してみてください。
- もしエラーが出た場合はプロジェクトの設定でBaseSDKを変更してみてください。デフォルトでは10.8になっているので、OSによっては10.7にする必要があります。
- また、コメントが文字化けする場合は文字コードを変更してください。
- Pd_WaveTablesのフォルダにあるlive.pdをPdで開いてください。たぶん正常に動きます。
- もし開けない場合はmain.pdを開いてみてください。live.pdは実際はmain.pdを内部で開いているだけなので、main.pdさえ開ければ問題ありません。
- 音を出すためにPdウィンドウのDSPボタンをONにしてください。これで準備OKです。
かんたんな使い方の動画を用意しました。こちらを御覧ください。
- fキー:フルスクリーン表示切り替え
- スペースキー:デバッグ表示モード切り替え
- cキー:サークルモード切り替え。真円を描画したいときはサークルモードにします。
- [←][→]キー:フーリエ記述子の計算に使用する図形の輪郭点の間隔(距離)の設定。デフォルトは30(ユークリッド距離で30ピクセルの間隔になってるはず…)
- デフォルトのOSC設定は送信側(oF)ホスト=localhost, ポート=50001、受信側(Pd)も50001です。ないとは思いますが、他のPdパッチなどのOSC設定とポートが被らないようにしてください。
- いちおうこのプログラムはCCライセンス(下記)の条件に従う限り自由に使用していただいて構いません。
- ではでは。
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Tatsuya Ogusu 2013 | おぐすん.org | @TatsyaOGs